意外と知らない帽子の常識、まとめました!
帽子、ファッション雑貨
OVERRIDE
室内で帽子を脱いだときや、保管時など、どこかに置く場合はクラウンを下にして逆さまに置くのが正しい置き方。型崩れを防ぐ目的から、それがマナーになったとされています。
ハットの正しい持ち方
OK例
NG例
クラウンのくぼみをつまみたくなりますが、実はブリムを両手で持つのが正解。NG例のようにクラウンを持つと、天然素材などの場合、割れてしまう可能性があるので注意して。
ハットの正しい保管方法
保管するときは、型崩れを防ぐために「マクラ」という筒状の台座を使います。ふたつ以上重ねる場合は、腰のリボン幅の「ヘダテ」をはめて重ねます。そうすることで、巻きのリボンにシワがつく心配が無くなります。
マクラは帽子専門店ではハットを買うともらえるケースがほとんどですが、ない場合は厚紙などをクラウンが浮く高さに切って丸め、テープで留めるだけで簡単に作ることができます。
ハットの保管方法はこちらで詳しく解説しています。
実はほとんどの帽子についている「サイズアジャスター」
スベリがついているものには、ほとんど内側にサイズを調整できるアジャスターがついているのをご存じですか?キャップのアジャスターは表側から見てすぐに分かりますが、それ以外の帽子だと気づかないまま被っている人も多いはず。
写真の帽子にはすべてサイズアジャスターが付いています。マジックテープタイプや、リボンで縛るタイプなど、帽子のデザインに合わせたアジャスターが付いているので確認してみて。
サイズが大きすぎる場合は「サイズテープ」で調整!
No.800140995 ¥220(税込)
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アジャスターがない帽子や、アジャスターで調整してもサイズが大きすぎる場合もご安心を。スベリの内側に貼ることでサイズを調整できる「サイズテープ」という便利アイテムがあります!
一周させるとワンサイズ(1〜1.5㎝)程小さくすることができます。一周以下の長さにカットして貼るときは、着用感の変化を感じにくい後頭部側から貼っていくのがおすすめ。
スベリの裏側の中央よりブリム寄りに貼ることで、スベリに出来るシワを少なくすることができます。帽子を購入した際にスタッフが付けることもできますので、お店でお声がけくださいね。
スベリの汚れ防止のテープがあるって知ってた?
No.800140891 ¥1,100(税込)
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気になる皮脂汚れから帽子を守る、スベリの汚れ防止テープは帽子専門店の超定番アイテム。ニット以外のあらゆる帽子に使えて、基本的にはスベリの上に貼って使います。メッシュ素材でサラッとした肌触りと、消臭・制菌効果で高機能。
替えの両面テープ付きで取り外して洗濯もできて、洗うのは1シーズンに1回が目安。洗えない帽子に活用したい便利アイテムです。
2ロングタイプ(ベージュ・黒)¥1,100(税込)
色、長さの選び方はさまざま。ファンデーション汚れを目立たせたくない人はベージュ、デザインに馴染ませるならスベリの色に合わせて。おでこだけに当てたい場合はショート、汚れを幅広く防ぎたいならロングを選びます。こちらも希望される方にはスタッフが付けさせていただきます。
他にも帽子専門店オーバーライドのブランドサイトでは、帽子の名称やお手入れ方法、サイズの測り方など役立つハウツーをまとめています。帽子の基本はこちらからチェック!
帽子屋さんにとっては当たり前だけど、意外と知られてない帽子の常識。帽子を使ったファッションを楽しむ方は、ぜひ役立ててみてくださいね。